山陽道・三木SA北側に集客施設誘致…女性や若者の定住も狙う

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 兵庫県三木市は、山陽自動車道三木サービスエリア(SA)北側に集客施設を誘致する。複合型の大型商業施設の立地を目指しており、高速道路から集客施設に買い物客らを誘導するため、同SA内にスマートインターチェンジ(IC)の設置も計画している。16年度中に事業者を選定し、基本構想を検討する。16年度当初予算案には測量や造成・周辺道路の概略設計費など4億19百万円を計上した。
 対象地は同市加佐、大村、平田にまたがる約50ヘクタールの山林でほとんどが民有地。同市は山陽道と中国自動車道、舞鶴若狭自動車道が通る交通の要衝の地で、特に山陽道は上下線合わせて年間約1600万台が通過。周辺ではスポーツや温泉などを楽しめる「グリーンピア三木」の再整備も進んでおり、市街地に近い三木SA北側に広域的に人を呼び込める集客施設が立地することで、女性や若者らが働きたくなる魅力のある雇用の場を作り出し、市内の定住にもつなげる。
 集客施設には若者向け衣料品や雑貨などの物販店、カフェやレストランなど飲食店のほか、シネマコンプレックス(複合映画館)、コンサートなどさまざまなイベントが開けるスペースを設けたい考えで、「食べる」「遊ぶ」「買う」「くつろぐ」ことのできる施設を目指す。
 市では、事業者の選定から調査・設計、アクセス道路の整備、具体的な計画づくりまでおおむね5年かかると見込んでおり、16年度は事業者の募集手続きや測量、造成設計業務を委託。選定した事業者と開発コンセプトを検討し、基本構想をまとめる。
 スマートICは上下線のSAに設置し、集客施設へのルートを確保するほか、市街地までのアクセス道路も整備。関係機関と調整しながら都市計画マスタープランの変更など着工に向けた準備を進める。
 その後、事業認可を受け、造成工事や取付道路を整備し、施設の建設に着手する。
 当初予算案には基本構想作成に10百万円、測量業務委託に30百万円、造成・周辺道路の概略設計に10百万円、都市計画の改定に10百万円、周辺幹線道路の整備に4億19百万円を計上し、スマートIC設置に向けた協議会の立ち上げに50万円を盛り込んだ。
 本年度に実施した調査業務は日本総合研究所が担当し、集客施設の場所や規模、業種などを検討した。

兵庫県三木市/山陽道・三木SA北側に集客施設誘致へ/16年度中に事業者選定

《日刊建設工業新聞》

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