大成ロテックらが連続設置構造物向けの測量ソフト開発、丁張りなしで現場作業可能に

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大成ロテックらが連続設置構造物向けの測量ソフト開発
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 大成ロテックは千代田測器(東京都台東区、平野啓太郎代表取締役)、計測ネットサービス(東京都北区、佐藤哲郎代表取締役)と共同で、道路側溝や縁石など連続的に配置する構造物の据え付けに特化した測量ソフトを開発した。丁張り(正確な位置の基準となる仮設工作物)を設置せずに、構造物の床掘りから基礎工、据え付けまでの一連の作業が可能。基本測量だけでなく道路工事や外構工事に関する測量機能を備えており、現場での作業効率が高まる。
 実用化した「工事測量ガイダンスシステム 測構ナビ3D」は現場向け多機能端末を使って、3次元(3D)座標データによる作業を可能にするレイアウトナビゲーター「LN-100」(トプコンソキアポジショニングジャパン製)と通信しながら1人で測量できるのが特徴。連続的に配置する構造物を設定した線形に誘導する。構造物の種類や基礎の構造なども設定でき、一連の設置作業を丁張りなしで行える。
 道路線形などを現場で面的に管理することも可能。従来丁張りを設置して複数人で作業していた高さ計測もワンマンででき、省人化・省力化につながる。
 大成ロテックは埼玉県鴻巣市の機械技術センターで、測構ナビ3Dを使用した構造物の据え付け試験を実施。一連の作業性を確認するとともに、丁張りを用いた従来方法と比べて作業効率が向上することも分かった。現在はモデル現場に導入し効果検証を進めている。
 今後は測構ナビ3Dを使って建設現場の設計データを3D化。一元化された3Dデータに基づく管理によって、測量作業の効率化やミス・ロスの防止に役立てていく。千代田測器と計測ネットサービスが代理店となり、7月に販売する予定だ。

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《日刊建設工業新聞》

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