「ゼネコン女性交流会」が渋谷の工事現場で見たものは?

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「ゼネコン女性交流会」が東京・渋谷駅周辺で進む複数の工事現場で見学会を実施
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 ゼネコンなどに勤務する女性社員の有志で運営する「ゼネコン女性交流会」が5日、東京の渋谷駅周辺で進む複数の工事現場で見学会を開いた。今回が11回目の会合で、東急建設が会合の幹事を務め、135人が参加。都内でも有数の大規模工事現場の見学に、参加者は感嘆の声を上げていた。
 見学したのは、▽渋谷駅南街区プロジェクト▽渋谷駅東口基盤整備工事(第1工区)▽銀座線渋谷駅改良工事▽渋谷駅街区東棟新築工事-の現場。全体の工事概要説明の後、参加者を複数の班に分けてそれぞれの現場で工事を見学した。
 渋谷駅南街区プロジェクトは、東急東横線高架橋跡地に地下4階地上35階建ての複合ビルなどを整備する計画。東京急行電鉄と東横線隣接街区の地権者が発注し、設計・監理を東急設計コンサルタント、施工を東急建設・大林組JVがそれぞれ担当している。
 杭工事や構真柱コンクリート打設工事などを見た後、計画敷地内に東急建設が設置した女性専用の休憩スペース「南街ステーション」も見学した。参加者からは、清潔感のある休憩所に「きれい」「自分たちの現場にも欲しい」などと称賛の声が上がる一方、「豪華過ぎて男性に申し訳ない気もする」と男性作業員に気を使う声も出た。現在は、躯体工事のため利用者は2~3人にとどまっているが、将来的には最大30人の利用を想定しているという。
 渋谷駅東口基盤整備工事(第1工区)の施工者は東急建設・清水建設・鹿島JV。渋谷駅街区土地区画整理事業の一部で、▽東口地下広場整備▽渋谷川移設▽雨水貯留槽整備-を施工する。土地区画整理事業は、東急電鉄を施行代表者にJR東日本、東京メトロも一部の施設整備を施行。都市再生機構が技術支援を担当している。
 地下約25メートルまで階段で下り、施工中の約4000立方メートルの雨水貯留槽を見学した。普段は建築の現場を担当することが多い参加者が大半を占めていたため、土木工事のスケールの大きさに圧倒されていた。
 見学会後に懇親会が開かれ、あいさつした飯塚恒生東急建設社長は「当社では昨年、女性活躍推進の取り組みを本格的に開始した。女性向けのセミナーを実施したほか、現在は男性向けの研修を進めている。これからは男女ともに柔軟な働き方を見つけていく必要がある」と述べた。

ゼネコン女性交流会/東京・渋谷駅周辺の複数工事現場で見学会開く/135人参加

《日刊建設工業新聞》

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