那覇空港ビルディングで際内連結ターミナルビルが起工、18年12月完成へ

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那覇空港が既存の国内線旅客ターミナルビルと国際線旅客ターミナルビルを結ぶ新たなビルを建設
那覇空港が既存の国内線旅客ターミナルビルと国際線旅客ターミナルビルを結ぶ新たなビルを建設 全 5 枚 拡大写真
 那覇空港ビルディング(那覇市)が那覇市鏡水の同空港内で計画している「際内連結ターミナル施設建設工事」の安全祈願祭が11日、現地で開かれた。既存の国内線旅客ターミナルビルと国際線旅客ターミナルビルを結ぶ新たなビルを建設するもので建物規模はRC一部PC造5階建て延べ4万0263平方メートル。18年12月の完成を目指す。
 同工事では空港利用客数の増加を受け利便性の向上を図るため、国内線・国際線旅客ターミナルビルの間に新たなビルを建設し、両ターミナルビルを接続。チェックインカウンターの増設や商業施設の増床、駐機スポットの増設などを行う。完成すれば既存のビルと合わせて約15万平方メートルのターミナルビルとなる。
 設計・監理は安井建築設計事務所・梓設計・宮平設計JVが担当。施工は建築を大成建設・國場組・仲本工業JV、電気設備を九電工・沖縄特電・住友電設・南部電工JV、空調設備を高砂熱学工業・三建設備工業・ヤシマ工業・國和設備工業JV、衛生設備を新菱冷熱工業・三晃空調・三栄工業JVが担当する。
 地鎮の儀では安井建築設計事務所の佐野吉彦社長が苅初(かりそめ)の儀、那覇空港ビルディングの兼島規社長と大阪航空局那覇空港事務所の近藤尚樹空港長が穿初(うがちぞめ)の儀を行い、杭打(くいうち)の儀で大成建設の相川善郎常務執行役員が同社の樋口憲助作業所長の介添えで力強く起工の杭を打ち込んだ。その後、祭壇に玉串をささげ、工事の安全と円滑な進ちょくを祈念した。
 兼島社長は「敷地が手狭で年間1800万人以上が利用する中、技術的、工程的に厳しい工事になると思うが安全第一でしっかりと工事を進めてほしい。完成すれば機能性、利便性、快適性が向上すると期待している」とあいさつ。
 設計・監理者を代表して佐野社長は「国内外を空を介して結ぶ空港やコミュニケーションを支えるのが建築。建築の持つ磁力が時代を変える力となる。一つ一つの工事に心を込めて取り組みたい」、施工者を代表して相川常務は「南北を国内線、国際線のターミナルビルに接し、東西をエプロンと道路に挟まれた狭あいな敷地での工事で難易度は高いが、安全管理に万全で臨み、空港利用者の安全を最優先に関係者に迷惑をかけないよう無事故無災害で施工を進める」とそれぞれあいさつした。
 □樋口作業所長(大成建設)の話□
 「空港運営に影響を与えないよう安全最優先、無事故・無災害で工事を進める。空港利用者の楽しみを損なわないよう、きれいでスマートでかっこいい現場を見せられるよう心掛けたい」。

那覇空港ビルディング/際内連結ターミナルビルが起工/18年12月完成へ

《日刊建設工業新聞》

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