【社歌コン 応募社の横顔:21】ラテンが繋ぐ社員の輪-北海道の建設会社

人材 コラム

ラテンのメロディをBGMに夕暮れの空をドローンが飛行する姿は、さながら映画のワンシーンのよう
ラテンのメロディをBGMに夕暮れの空をドローンが飛行する姿は、さながら映画のワンシーンのよう 全 3 枚 拡大写真
 HANJO HANJOでは企業のコミュニケーションを盛り上げるものとして、社歌に注目してきました。その一環として実施したのが、企業の想いが詰まった社歌が主役の動画を募集する「中小企業 社歌コンテスト」です。ご応募いただいた社歌の背景には、従業員と関係者との交流など、さまざまなエピソードがありました。

*応募&投票期間は終了しました。たくさんのご応募、ありがとうございました。

■建設業界の魅力を若者に伝えたい

 いわゆる3K労働のイメージがある建設業界ですが、近年ではドローンやVRといったICTソリューションの導入が活発化しています。このような変化を建設業の次代を担う若者に伝え、その未来を明るくしたい。そんな想いが込められた社歌が、PRツールとしてだけでなく、社内や業界の活性化にも貢献しているようです。

 北海道札幌市で建設事業を手掛ける一二三北路株式会社では、2016年12月の社屋移転をきっかけに社歌動画を作りました。現場で働く従業員の様子や会社の理念に加え、実際に業務で活躍しているICTを紹介。課長代理の多田真さんによると、ドローンによる三次元測量や、ヘッドマウントディスプレイで見るVRの現場など、かつての建設現場のイメージを覆す内容に、動画を観た人は一様に驚いたといいます。

「建設業界の魅力をわかりやすく伝えるには、まずビジュアルで訴求するのが効果的と考えました。そこで、自分たちで動画を作るところからスタートしたんです」

■社歌が連帯感を生み、仕事でも情報共有が活発化

 今回、同社の社歌「『げんばモン』U・D・T」を手掛けたのは、俳優でサックスプレーヤーの武田真治さんとDJ DRAGONさん。その社歌らしからぬ様子に、初めて聴いた従業員は戸惑いました。しかし、そのメロディは聞くほどに耳になじみ、今では従業員もよく口ずさんでいるようです。

「武田さんからは、『社名のようにホップステップジャンプと飛躍していくイメージにしましょう』とご提案いただきました。それで、スペイン語の1,2,3(ウノ・ドス・トレス)の掛け声を入れた、ラテン調のアップテンポな曲に仕上がったんです。社屋移転の落成式では、武田さんとDJ DRAGONさんにはライブも行っていただきました」

 ライブなどを通じて従業員の間には連帯感が生まれ、社歌にちなんだゆるキャラを考えようという気運も高まっているといいます。すでにキャラクターの選定に向けて社内からさまざまなアイデアが出ているそうですが、その過程において従業員同士のコミュニケーションが密になり、仕事での情報の共有が活発化するという好循環が生まれているそうです。

「私も動画を作成する際には、いくつもの部署や現場に足を運びました。写真を撮ったり相談したりすることで、ふだん接点のない社内の人間と良い関係が築けました。また、建設業界で社歌のある会社というだけでも珍しいうえ、ラテン調というのはインパクトがあるようで、皆さんもご友人や知人に広めてくださっています」

 現在は公式サイトとYoutube以外に、社内外のイベント時に放映しているそうですが、業界内でも評判は上々とのこと。自ずと業界内のコミュニケーションツールとしての役割も担う結果となりました。

 完成から約2か月で、社内と業界のコミュニケーション活性化という想定外の効果をもたらした社歌。今後はその根底にあるメッセージを若者に伝えるために、入社説明会などリクルートの現場でも積極的に活用し、ゆるキャラ誕生の際にはメディア露出も増やしていく計画です。同社が掲げるメッセージを社歌などを通して発信することで、情熱を持ってモノづくりに取り組む若者が増えることを願います。

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《HANJO HANJO編集部》

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