リニア新幹線・第一中京圏トンネル新設西尾工区、競争見積もり手続きを公告

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リニア中央新幹線計画路線における工事場所
リニア中央新幹線計画路線における工事場所 全 1 枚 拡大写真
 JR東海は2月28日、リニア中央新幹線の建設プロジェクトで、「中央新幹線第一中京圏トンネル新設(西尾工区)」の施工者を決める公募競争見積もり方式の手続きを開始した。愛知と岐阜の県境をまたぐ「第一中京圏トンネル」(延長約34・2キロ)の一部区間と非常口などを建設する。同トンネル関連の初弾工事で、リニア新幹線本線のトンネル区間では東京・神奈川間に整備する第一首都圏トンネル(同36・9キロ)に次いで2番目に長いトンネルとなる。
 契約手続きでは、施工方法などの技術提案や見積もり価格を総合的に評価し、最高評価の企業を選定した後、価格協議などを経て施工者を決定する。参加申請書を5月29日まで、中央新幹線推進本部中央新幹線建設部名古屋建設部契約係で受け付ける。見積書の提出日は7月31日。
 参加資格は単体か2~5者構成のJV。土木一式工事業の総合評定値が単体は1800点以上、JV代表者は1600点以上、JV構成員は1200点以上が条件。単体とJV代表者はNATMによるトンネル掘削工事(掘削断面積150平方メートル以上、内空断面積50平方メートル以上かつ延長1000メートル以上)、JV構成員は同工事(内空断面積50平方メートル以上)を01年度以降に完成させた施工実績が必要。
 工事場所は愛知県春日井市西尾町。第一中京圏トンネルの中間部に当たる約4・7キロの本線トンネルのほか、非常口(斜坑)、保守基地連絡坑などの建設工事を行う。施工区域は主に美濃帯堆積岩類や領家帯花こう岩類を有する地山での掘削作業となる。最大断面積300平方メートル以上の区間を含み、高度な施工技術が求められる。
 追加予定工事を含めた工期は24年9月30日まで。同トンネルの残る施工区域をいくつの工区に分割して発注するかは、現在検討中。決まり次第、順次発注手続きに入る予定。

JR東海/リニア新幹線・第一中京圏トンネル新設西尾工区競争見積もり手続き公告

《日刊建設工業新聞》

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