冷やし中華商戦、はや本番! 新商品前倒し投入やもちもち麺も

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冷やし中華商戦、はや本番! 新商品前倒し投入やもちもち麺も
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 暑い季節の風物詩「冷やし中華」商戦が、早くも活発化している。今年は、全国的に春の気温が高めに推移。小売りやメーカーは、夏場の最需要期に向けて新商品を前倒しで売り出し、支持獲得に躍起だ。主役となる麺には、冷製に適した弾力を出すため、国産小麦の採用が進んでいる。

 コンビニエンスストア大手のローソンは2月下旬に「小さな冷し中華」(350円)、量感を出した「直火焼チャーシューの冷し中華」(460円)を発売。5月の連休明けには新商品2種と入れ替え、支持拡大を目指す。

 「冷やし中華の需要期が夏場をピークに春から秋まで延びている」と同社。麺には、製麺適性に優れる北海道産小麦「きたほなみ」を使い、冷やし麺に向く喉越しの良さを追求する。

 ファミリーマートは3月下旬、3種を発売。麺の配合を刷新し、麺の外層には北海道産「きたほなみ」、内層には中華麺用でこしが強い「せときらら」を採用して、もちもちとした食感に仕上げた。

 麺類製造大手の東洋水産は3月初めから「きたほなみ」を使った新商品「レンジで麺上手 冷し中華」を近畿以東の小売店で発売。「夏場は台所が暑い」ことに着眼し、電子レンジ調理に対応した極細麺商品として開発した。国産小麦への評価は「食感が良くなるため、麺類商品全般で使用が増えている」(同社)という。

 ホットペッパーグルメ外食総研が調査した夏料理の人気度では、冷やし中華は2位(支持率52%)と、安定して高い人気がある。「通年食べる」「季節を問わず食べたい」も合わせて2割近くおり、「通年提供の潜在ニーズが大きい」という。

 気候と消費の関連を調査する気象予報会社ウェザーマップは昨年から、全国の冷やし中華販売の開始時期「冷やし中華前線」をまとめる。最高気温20度の到達が開始の目安になるとして、「今年は全国的に4月の気温が平年より高く、時期も早まっている」と同社。需要は8月の盆明けまで伸び続けると指摘する。

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《日本農業新聞》

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