伐採果樹で食器作り! リンゴや桃の木からスプーンやフォーク

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伐採果樹で食器作り! リンゴや桃の木からスプーンやフォーク
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 福島県伊達市で漆器作りなどに携わる木内啓樹さん(43)は、地域の果樹農家が改植時などに伐採した木を使い、スプーンやフォークなどの食器作りを始めた。JAふくしま未来伊達地区の若手農家らで作るグループDATEC(ダテック)のメンバーでもあり、果樹を身近に感じてもらえるよう独特の材質や木目を生かした作品を生み出し、農業の魅力発信を目指す。

 木内さんは中学校卒業後、漆器作りの修業を開始。15年前、伊達市梁川町で父親が運営する工房、一心堂で制作活動を始めた。

 伊達市梁川町は果樹栽培が盛ん。地域の農家に、品種更新時に伐採した木をもらう機会があり、スプーンを試作。「リンゴは硬かったり、桃は木目がくっきりしていたりと、それぞれに魅力があることが分かった」と振り返る。

 4月から果樹を使った食器作りを本格化。市内から調達したリンゴや桃、サクランボ、プラムの木材から、スプーンやフォーク、バターナイフなどを作る。木そのものの魅力が伝わるよう、色を付けずオイルで磨く。

 知り合いの農家の呼び掛けでDATECに加入。作品は工房に加え、DATECが阿武隈急行の保原駅前で毎月第3木曜日の午後4時半から開く夕方市で販売する。

 木内さんは「販路を増やして果樹木の食器の良さを広めながら、自分のブランドを確立したい」と意気込む。問い合わせは一心堂、(電)090(2984)3657。

伐採果樹で食器作り 自分ブランド確立へ 材質、木目 生かし魅力発信 福島県伊達市 木内啓樹さん

《日本農業新聞》

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