殿町「羽田連絡道路」が起工、国際競争力の強化に期待

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殿町「羽田連絡道路」が起工、国際競争力の強化に期待
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 東京都大田区の羽田空港と多摩川を挟んで対岸の川崎市川崎区殿町を結ぶ「(仮称)羽田連絡道路」の起工式が9月30日、川崎市側の建設地で行われた。事業主体は川崎市と東京都で、施行主体は川崎市。設計・施工一括発注方式で五洋建設・日立造船・不動テトラ・横河ブリッジ・本間組・高田機工JVが受注している。工期は21年3月31日まで。概算事業費は約300億円を見込んでいる。
 工事名称は「都市計画道路殿町羽田空港線ほか道路築造工事」。工事場所は川崎区殿町3、東京都大田区羽田空港2。道路延長約840メートル、幅員17・3~21・3メートル。多摩川をまたぐ橋梁は鋼3径間連続鋼床版箱桁橋(複合ラーメン)と鋼2径間連続鈑桁橋。複合ラーメン構造の橋梁としては国内最長になるという。
 概算事業費の内訳は川崎市側取り付け部が約40億円、橋梁部(共用橋脚部含む)が約260億円。工事発注は川崎市が単独で行ったが、橋梁部の事業費は東京都と川崎市が半分ずつ負担する。
 起工式には福田紀彦川崎市長、安藤立美東京都副知事、黒岩祐治神奈川県知事、五洋建設の清水琢三社長、地元関係者らが出席。鍬入れを行って工事の安全を祈った。
 福田市長は「橋による連携強化で両岸の持つポテンシャルを生かした国際競争力の強化に期待が高まる」とあいさつ。安藤副知事は「羽田と川崎が結ばれることで広域的防災性能の向上も見込める。東京の玄関口にふさわしい機能強化を進める」と述べた。
 □森康範総括責任者(五洋建設)の話□
 「多摩川の第1橋となる意義ある工事を担当し、光栄と同時に責任の重さを痛感する。河川部工事区域の一部は貴重な生態系保持空間と重なる。工事の影響・負担を極力小さくするとともに、水域・道路利用者や地域住民、関係機関との連絡を密にし、安全を最優先に無事故・無災害で完成させる」。

川崎市、東京都/殿町羽田空港線他道路築造が起工/施工は五洋建設JV

《日刊建設工業新聞》

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