戸田建設が園芸実証ハウスでイチゴ収穫/IoTで設備や機器を制御
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栽培ハウスの面積は480m2。高さ80cm程度の栽培ベッドを使った高設養液栽培システムを導入し、親株から増殖させた約3000株の苗を9月下旬に定植した。IoT(モノのインターネット)で設備や機器を制御し、栽培工程の管理を省力化。地元住民を中心に5人のスタッフが交代で管理に当たっている。
戸田建設の担当者は「来シーズンは種から作り、増産を目指したい」と話している。
首都圏中央連絡自動車道の常総インターチェンジ周辺地域では常総市が中心となり、「アグリサイエンスバレー構想」を推進中。同社は、同市が目指す農業の「6次産業化」を推進するため、生産性の高い先進的な農業モデルの実証と周辺地域への施設園芸の普及に取り組んでいる。
戸田建設/園芸実証ハウス(茨城県常総市)でイチゴ収穫開始/先進モデルの確立めざす
《日刊建設工業新聞》