コミュニケーションロボットでサービス業の課題を解決!/第2回ロボデックス

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NECフィールディング(株)が提供するPepperを活用したサービススタッフロボット。写真は活用事例としての「洋菓子店向けサービスロボット」。顔認証技術により顧客が店舗を訪れるたびにPepperがニックネームで挨拶をしてくれる
NECフィールディング(株)が提供するPepperを活用したサービススタッフロボット。写真は活用事例としての「洋菓子店向けサービスロボット」。顔認証技術により顧客が店舗を訪れるたびにPepperがニックネームで挨拶をしてくれる 全 4 枚 拡大写真
 2018年1月17日から19日の3日間、東京ビッグサイトにて『第2回ロボデックス ロボット開発・活用展』が開催された。産業用ロボット・サービスロボット・ドローンや、ITやAIを活用したロボット社会実現のための技術など、ロボット開発・活用に関わる企業200社が出展。出展社数は2017年開催の同展に比べ1.5倍となっており、ロボット市場の進化・拡大を意味するものと言えるだろう。

 3回に分けておおくりする連載では、展示ブースやセミナーの中からサービス業向けのトピックに焦点をあて、活用が期待される製品やサービスをピックアップ。人手不足解消のきっかけを記事のなかから見つけていただきたい。第1回は展示ブースのなかから、注目すべきコミュニケーションロボットを取り上げる。


■介護予防効果を高めるコミュニケーションロボット

 少子高齢化のなか、高齢者福祉施設で働く介護従事者の人手不足や業務負担の増加が解決すべき課題となっている。その具体的な解決方法としてのロボット利用に注目が集まっているが、近年では高齢者介護の現場でも介護者の肉体的な負担を軽減する装着型のパワーアシストロボットや、食事や物品を運ぶロボットの導入が行われつつある。

 その中でも富士ソフト株式会社のコミュニケーションロボット「PALRO(パルロ)」はユニークな存在だ。独自のAIを搭載しているPALROは100人以上の顔を見分け、一人ひとりに合わせた会話をすることができる他、歌やダンス、クイズやゲームなどのレクリエーション、介護予防効果を高める健康体操などを一台でこなすことができる。

 すでにPALROを導入している介護施設もあり、認知症やうつ病の予防、孤独感の解消など高齢者のQOL向上に成果を上げている。

 またPALROは銀行等の金融機関への導入もされており、PALROによる金融セミナーの開催なども行われているという。

■業種によってカスタマイズできるロボット用アプリケーション

 今や町中で見かけることも珍しくなくなってきたソフトバンクロボティクス社のPepper、そしてNAO。これらのロボットの一次販売代理店業務を行っている株式会社スマートロボティクスが提供するのは「各業種に特化したロボットソリューション」。

 例えば小売店であれば売り場の案内やおすすめ商品の紹介、イベント情報や商品の在庫などを顧客に知らせたい。宿泊・観光施設であれば近隣の観光案内やホテルの受付業務を多言語で対応したい。このように業種によってロボットに求めるサービスは異なっている。

 ロボットが様々な要求に応えられるとは言え、適切なプログラムが組み込まれていなければ、あくまでロボットの形をしたハードウェアに過ぎない。そこで株式会社スマートロボティクスではユーザーの要望に応じてPepperやNAOに対する最適なアプリケーション(会話や受付、IoT機器との連動など)を制作している。

 さらに株式会社スマートロボティクスではPepperやNAOと連動するハードウェアの開発や、オリジナルのコミュニケーションロボットの開発も行っており、ユーザーの求める理想のロボットにカスタマイズできるのが特長だ。



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《川口裕樹/HANJO HANJO編集部》

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