京都市の元白川小跡地活用、地域交流施設やホテルなどの文化複合施設へ

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京都市の元白川小跡地活用、地域交流施設やホテルなどの文化複合施設へ
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 京都市は18日、「元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用」の契約候補事業者を公募型プロポーザルで住友商事に決定した。同社は対象地を借り受け、地域交流施設やホテルなどで構成する文化複合施設を開発する計画で、施設規模は延べ床面積約1万3000平方メートルを想定。貸付希望期間は60年、貸付希望価格は年額1億0200万円となっている。2月ごろ基本協定を締結した後、地元住民を交えた3者での協議を経て、貸付契約を結ぶ予定だ。
 事業は、東山区北西端の粟田地区にある元白川小学校(元粟田小学校)の敷地を活用し、民間活力で「にぎわいと文化交流が生まれる施設」を整備することを目的に実施。プロポーザルでは、17年3月10日に手続きを開始し、同5月23~30日に応募を受け付けたところ、3者が書類を提出(うち1者辞退)。その後の審査で最高評価点となる168・5点(210点満点)を獲得した住友商事を契約候補事業者に選定した。
 対象地は、東山区三条通白川橋東入三丁目夷町175の2ほかの6453・65平方メートル。用途地域は近隣商業地域(建ぺい率80%、容積300%が上限)と第2種住居地域(40%、200%)。活用に際しては、校舎など既存建物の保存・活用だけでなく、建物の新築も可能としたほか、敷地内では自治会活動スペースやオープンスペース、地域の歴史的資産を発信する図書館・展示スペースなどの設置を条件に設定した。
 提案によると、同社は敷地内にRC・S造地下1階地上5階建て延べ1万2770平方メートルの文化複合施設を建設。伝統工芸品を展示・販売するギャラリーショップやホテルのほか、ライブラリー粟田(図書館)、自治会活動スペース(屋外グラウンド、会議室など)、半屋外空間(にぎわいデッキ、コミュニティーカフェ)を整備する計画で、選定に当たっては、文化交流・にぎわい・地域の施設バランスの良さが評価された。

京都市/元白川小跡地活用/契約候補事業者に住友商事、文化複合施設の開発計画

《日刊建設工業新聞》

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